http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170906/k10011128311000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011
5日、日本航空機が羽田空港に緊急着陸したトラブルで、滑走路の周辺に、エンジンにあるタービンの羽根の破片が多数、落ちていたことがわかり、日本航空は離陸の直前に不具合が起きたとみてエンジンの内部を詳しく調べることにしています。
5日午前11時ごろ、羽田発ニューヨーク行きの日本航空6便、ボーイング777型機で離陸直後に左のエンジンから火が出て、上空で燃料を放出したあと、およそ1時間後に羽田空港に緊急着陸しました。乗客乗員合わせて251人にけがはありませんでした。
国土交通省によりますと日本航空が機体を点検した結果、エンジンの後方にあるタービンのブレードと呼ばれる金属製の羽根の先端部分が欠けていて、離陸した滑走路の周辺にブレードの細かい破片が、多数、落ちているのが見つかったということです。
また、離陸に向けて滑走路を滑走中にエンジンの回転数が落ちた異常をパイロットが確認したということです。
このため日本航空は離陸の直前にエンジンに何らかの不具合が起きたとみて、専用の機器を使ってエンジン内部を詳しく調べ、原因の特定を進めることにしています。
9月6日 4時24分