東急東横線が今月で開通90周年を迎えたことを記念し、東急電鉄は、懐かしの名物車両「青ガエル」をラッピング電車で復刻する。
ほかにも沿線の慶応大学や人気アイドルグループ「欅坂46」と共同で、様々な記念企画を用意している。
東急電鉄によると、同線は1927年に開業。渋谷―神奈川駅間を運行し、東京と神奈川を結ぶ大動脈となった。沿線に慶応大などが移転し、輸送量は増加。現在は、横浜駅までの全長24・2キロ、21駅となっている。
同線の代表的な車両だった「青ガエル」は、54〜86年に運行した旧5000系で、緑の塗装と丸みを帯びた外観が特徴。今回の企画では、9月4日から来年8月31日まで、現在の5050系車両に当時の塗装を再現する。
慶応大日吉キャンパスがある日吉駅では、同大の応援歌「若き血」を、1、4番線の発車メロディーとして始発から終電まで流す。期間は10月1〜31日。同大学生の利用者に、改めて沿線への愛着を感じてもらうのが狙いだ。
「欅坂46」とは記念乗車券を発行する。メンバーが駅数と同じ21人ということに引っかけ、渋谷―横浜駅間の各駅名を記した1日乗車券に、一人ひとりの写真やサインなどを載せる。3駅ずつ計7セットで各セット5000部、税込み2000円で販売。時期は9月下旬に発表する。
東急電鉄の担当者は「90年間、安全安心で運行できた。利用者の方々に感謝しつつ、今後も沿線地域を盛り上げていきたい」と話した。
1986年当時の「青ガエル」(東急電鉄提供)
2017年08月31日 14時45分
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170830-OYT1T50125.html
ほかにも沿線の慶応大学や人気アイドルグループ「欅坂46」と共同で、様々な記念企画を用意している。
東急電鉄によると、同線は1927年に開業。渋谷―神奈川駅間を運行し、東京と神奈川を結ぶ大動脈となった。沿線に慶応大などが移転し、輸送量は増加。現在は、横浜駅までの全長24・2キロ、21駅となっている。
同線の代表的な車両だった「青ガエル」は、54〜86年に運行した旧5000系で、緑の塗装と丸みを帯びた外観が特徴。今回の企画では、9月4日から来年8月31日まで、現在の5050系車両に当時の塗装を再現する。
慶応大日吉キャンパスがある日吉駅では、同大の応援歌「若き血」を、1、4番線の発車メロディーとして始発から終電まで流す。期間は10月1〜31日。同大学生の利用者に、改めて沿線への愛着を感じてもらうのが狙いだ。
「欅坂46」とは記念乗車券を発行する。メンバーが駅数と同じ21人ということに引っかけ、渋谷―横浜駅間の各駅名を記した1日乗車券に、一人ひとりの写真やサインなどを載せる。3駅ずつ計7セットで各セット5000部、税込み2000円で販売。時期は9月下旬に発表する。
東急電鉄の担当者は「90年間、安全安心で運行できた。利用者の方々に感謝しつつ、今後も沿線地域を盛り上げていきたい」と話した。
1986年当時の「青ガエル」(東急電鉄提供)
2017年08月31日 14時45分
YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170830-OYT1T50125.html