医療機器禁止行為で病院が謝罪
*ソース元にニュース画像あり*
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023443951.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を
西宮市の兵庫医科大学病院で、骨を削る手術をするための医療機器を国が禁止しているにもかかわらず
再使用していたケースが130件余りあることがわかりました。
病院側は、患者の健康被害は確認されていないとしたうえで謝罪しました。
兵庫医科大学病院の発表によりますと、去年12月から先月末までの約8か月にわたって、
「ドリルバー」と呼ばれる骨を削る手術をするための医療機器を、
国が禁止しているにもかかわらず再使用していたということです。
病院の担当者は機器を洗浄したうえで「安全性を確認した」として使っていましたが、
今月1日、近畿厚生局と西宮市保健所の立ち入り検査で
「不適切な使用で管理体制が不十分だ」
と指導を受けたということです。
この機器が使われた手術は135件にのぼりますが、今のところ健康被害は確認していないとしています。
病院側は、手術を受けた患者には文書を郵送して謝罪したということです。
兵庫医科大学病院の難波光義病院長は、29日の会見で
「関係する人たちに多大なるご心配とご迷惑をおかけすることとなり、心よりおわび申し上げます」
と謝罪しました。
兵庫医科大学病院は、教職員にあらためて医療機器の安全な使用について
周知を徹底し、再発の防止につなげたいとしています。
08/29 18:23