エメラルドグリーンの湖面が美しい「夢の吊橋つりばし」(静岡県川根本町)で27日、地元団体が混雑緩和に向け、IT(情報技術)を活用した実証実験を行う。
橋を渡るのに長い待ち時間が生じているためで、呼び出し時間をメールで知らせるサービスなどを提供する。担当者は「空き時間を温泉街などで有効に活用してほしい」としている。
夢の吊橋は、寸又峡の温泉街から山道を歩いて約20分でたどり着く。長さ90メートル、踏み板の幅は約40センチ。約8メートル下に広がるダム湖の水が、エメラルドグリーンに映えることで人気がある。
休日には2000〜3000人が訪れることもあるが、橋は安全性を考慮し一度に渡るのは10人までと制限されている。このため最大約2時間の待ち時間が発生し、たびたび大行列となる。そこで、「寸又峡美女づくりの湯観光事業協同組合」が待ち時間を有効活用してもらおうと、混雑緩和の実証実験を行うことにした。
橋の入り口にタブレット端末を配置し、利用者は係員の指示に従って整理券を発行する。整理券に表示されたQRコードを読み取ると待ち時間が表示されるほか、順番が近くなるとメールなどで知らせてくれる。秋の紅葉シーズンなどでの導入も検討するという。
2017年08月26日 09時05分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170826-OYT1T50037.html
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橋を渡るのに長い待ち時間が生じているためで、呼び出し時間をメールで知らせるサービスなどを提供する。担当者は「空き時間を温泉街などで有効に活用してほしい」としている。
夢の吊橋は、寸又峡の温泉街から山道を歩いて約20分でたどり着く。長さ90メートル、踏み板の幅は約40センチ。約8メートル下に広がるダム湖の水が、エメラルドグリーンに映えることで人気がある。
休日には2000〜3000人が訪れることもあるが、橋は安全性を考慮し一度に渡るのは10人までと制限されている。このため最大約2時間の待ち時間が発生し、たびたび大行列となる。そこで、「寸又峡美女づくりの湯観光事業協同組合」が待ち時間を有効活用してもらおうと、混雑緩和の実証実験を行うことにした。
橋の入り口にタブレット端末を配置し、利用者は係員の指示に従って整理券を発行する。整理券に表示されたQRコードを読み取ると待ち時間が表示されるほか、順番が近くなるとメールなどで知らせてくれる。秋の紅葉シーズンなどでの導入も検討するという。
2017年08月26日 09時05分
http://www.yomiuri.co.jp/science/20170826-OYT1T50037.html
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