0001ばーど ★
2017/08/24(木) 17:25:38.26ID:CAP_USER9新たなサービス「ごひいき予約」を開始するのは、クレジットカードの「ダイナースクラブ」を発行する三井住友トラストクラブなどで、24日都内で会見し概要を明らかにしました。
このサービスでは、提携した飲食店でキャンセルが出た場合に席を買い取り、その情報を無料通信アプリの「LINE」で登録したカード会員に通知します。通知を受けた会員は専用のサイトでクレジットカードによる決済をすることで、予約が難しい人気店を利用できるメリットが、店側にも用意した食材がむだにならないなど双方にメリットがあります。
飲食店の予約では、直前のキャンセルや連絡なしに来店しない客が絶えず、三井住友トラストクラブなどの調査では、被害額は最大で年間2000億円と試算されるなど、飲食業界では大きな課題となっています。
新たなサービスは、24日から都内の日本料理店やフランス料理店など16店舗で始まり、1年後に100店舗を目安に増やしていきたいということです。
三井住友トラストクラブの西村智博常務は、「無断キャンセルの問題は金銭的損失だけでなく、生産者や料理を作るシェフの気持ちなどすべてを無にするものです。単なる金銭保証ではない新しい取り組みとして日本の食文化を応援したい」と話していました。
■飲食店も新サービスに期待
今回の新たなサービスに参加した店の1つ、東京・銀座にある高級中華料理店「Furuta」です。これまでも無断キャンセルに悩まされてきたため参加を決めたといいます。
この店は、1年先まで予約がいっぱいだという人気店ですが、座席数は8席と多くない上、事前に料理のオーダーを受けて仕込みをしているため、1席でもキャンセルが入ると大きな損害だといいます。
店主の古田等さんは「金銭的な面ももちろんですが、何日もかけて準備する料理もありますし、席がぽっかり空いているとなんともいえない気持ちになります」と話していました。
そのうえで、今回のサービスについて「望んでいるサービスがいよいよ始まったという感じです。食材も無駄にならないし、席もきちんと埋まってお店も活気が出るので非常に助かります。新規のお客様を紹介してもらえる点でもありがいですね」と話していました。
配信8月24日 16時54分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170824/k10011109841000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011