過疎自治体4割で30代女性人口増加、理由は…
読売新聞:2017年08月22日 16時52分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170822-OYT1T50097.html
2015年までの5年間で、過疎自治体の4割で30歳代の女性人口が増えたことが、一般社団法人「持続可能な地域社会総合研究所」の分析でわかった。
10年と15年の国勢調査を比較した。
藤山浩(こう)所長(元島根県立大教授)は21日の発表記者会見で、「田舎へ移住する傾向が強まり、促進策に取り組んできた地域の努力が実を結んでいる」との見方を示した。
同研究所によると、過疎地域自立促進特別措置法で過疎地域に指定された797市町村(16年4月時点)を対象に分析。
10年に25〜34歳だった女性と、15年に30〜39歳だった女性を比較したところ、327市町村(41%)で増加していた。
多くは民間研究機関・日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)が14年に出産世代の女性の減少で消滅の可能性があると指摘した自治体だった。
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