2017/8/22 09:44
【ワシントン共同】石炭を露天掘りしている米南部アパラチア山系で周辺住民の健康リスク調査を主導する米科学アカデミーは21日、トランプ政権から全ての調査を取りやめるよう要請されたと発表した。
山頂を爆破して削る手法で採掘しており、これまでに周辺で新生児の先天異常や、住民の心臓や呼吸器系の疾患のリスクが高まるとする評価結果も出ている。石炭産業の復活を掲げる政権が、こうした結果が足かせになると判断した可能性もある。
アカデミーは声明で「非常に重要な調査だ」とし、継続すべきだと強調した。
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