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日本からの緑茶の輸出が急増している香港で、飲食店のシェフにさまざまなお茶の飲み方や料理との相性を体験してもらい、日本茶のさらなる普及を目指す催しが開かれました。
香港のホテルで開かれた催しには、中国料理や西洋料理などのシェフおよそ20人が参加しました。
催しでは、はじめに日本茶を製造・販売する会社の担当者が、日本茶にはおよそ800年の歴史があることや、中国茶と違って発酵させないため栄養成分が多く含まれることなどを紹介しました。
このあと、日本茶の産地として知られる福岡県八女市で生産された玉露や煎茶それに玄米茶など、6種類のお茶が次々にふるまわれ、参加者は福岡産の地鶏や魚を使った料理と一緒に味わい、相性を確かめていました。
香港は、12年連続で日本の農林水産物や食品の最大の輸出先となっていて、このうち去年の緑茶の輸出額は6億9000万円と、おととしに比べて7割以上増え、日本茶のさらなる普及が期待されています。
催しに参加した中国料理店のシェフは「日本茶と料理の相性がよくてとても驚きました。日本茶と中国料理もおいしく組み合わせることができると思います」と話していました。
8月21日 21時48分