低所得のひとり親家庭向けの児童扶養手当について、厚生労働省は13日、支給方法を見直す方針を決めた。現在は4カ月ごとにまとめて支給しているが、2カ月ごとにすることを検討している。小まめに受け取れるようにすることで、家計管理を手助けするのが狙い。自治体のシステムを改修し、2019年度にも開始したい考えだ。
児童扶養手当を受給しているのは全国で約104万世帯(15年度)に上る。支給時期は年3回(4、8、12月)で、4カ月分ずつ、まとめて受け取る仕組みだ。
こうした「まとめ支給」には、受給者から「やりくりが難しい」として、見直しを求める声が上がっていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/2017081301001289.html
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