この工事は、ことし3月に開通した首都高横羽線と第三京浜を結ぶ「首都高速道路・横浜北線」の地下トンネルと地上の一般道をつなぐためのもので、6年前から横浜市鶴見区で進められています。
首都高速道路によりますと、おととし1月に付近の住民から「自宅と道路の間に隙間ができた」と苦情が寄せられ、調査を行ったところ工事現場に隣接する神奈川区の住宅街を中心に最大で14センチほどの地盤沈下が見つかりました。
また周辺を走るJR横浜線の擁壁にもおよそ10メートルにわたって亀裂が入っていたことから、JRが防御壁を設けるなどの対応をとったということです。
さらに「自宅の壁にひびが入った」など、付近の住民から寄せられた苦情は数十件に上っていることがわかりました。
首都高速道路は地下工事の影響と見て一部の住宅の補修を始めているほか、今月下旬には住民への説明会を開いて補償を進めることにしています。
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配信8月4日 17時05分
NHK NEWS WEB
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