東芝は3日、三重県四日市市の半導体工場で建設中の第6棟に単独で投資することを決めたと発表した。
これまでの工場は米ウエスタン・デジタル(WD)と共同で投資していたが、半導体子会社「東芝メモリ」(東京)の売却を巡って対立しており、協議がまとまらなかった。
第6棟は容量を増やした最先端の「フラッシュメモリー」の工場で、約1950億円を投資して生産設備を導入し、建屋を建設する。2017年中に設備を入れ、18年夏の生産開始を目指している。
東芝とWDはこれまで四日市工場に設備を共同で投資し、生産したメモリーを分け合っていた。
配信 2017/8/3 13:17
共同通信
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