【サンフランシスコ=有光裕】インターネット上の仮想通貨「ビットコイン」(BTC)の取引サイト運営会社「マウントゴックス」(東京、破産手続き中)で2014年に起きた巨額BTC消失事件で、ブルガリアの取引所を運営するロシア国籍の男が、同社からハッキングで流出した巨額のBTCを不正に得ていた可能性のあることが、米司法当局の捜査で明らかになった。
男は国際犯罪組織の資金洗浄で米国で起訴されており、同社へのハッキングにも関与していた疑いがあるという。
男は世界最大級の取引所「BTC―e」を運営するアレクサンダー・ビニック被告(37)。カリフォルニア連邦地検の発表によると、麻薬取引などで犯罪組織が得た不法収益をBTCで受け付け、米ドルなどの現金に換金する手口で総額40億ドル(約4500億円)を資金洗浄していたという。
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http://yomiuri.co.jp/world/20170729-OYT1T50063.html
男は国際犯罪組織の資金洗浄で米国で起訴されており、同社へのハッキングにも関与していた疑いがあるという。
男は世界最大級の取引所「BTC―e」を運営するアレクサンダー・ビニック被告(37)。カリフォルニア連邦地検の発表によると、麻薬取引などで犯罪組織が得た不法収益をBTCで受け付け、米ドルなどの現金に換金する手口で総額40億ドル(約4500億円)を資金洗浄していたという。
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