千葉県印西市の老人ホームの准看護師が、同僚らに睡眠導入剤入りのお茶を飲ませて交通事故死させようとしたとされる殺人未遂事件で、今年2月に事故死した女性職員(当時60歳)の衣服に付着した血液から、睡眠導入剤の成分が検出されたことが28日、捜査関係者への取材でわかった。
逮捕された波田野愛子容疑者(71)(印西市大森)宅などから押収した睡眠導入剤の成分と一致したことから、県警は波田野容疑者がこの女性職員にも睡眠導入剤を飲ませて事故死させた疑いが強まったとして、週明けにも殺人容疑で再逮捕する方針。
女性職員は2月5日夕、軽乗用車で帰宅中に市内の県道で対向車と衝突、死亡した。施設長によると女性職員はこの日午後、めまいなどを訴えていたという。
(ここまで320文字 / 残り311文字)
http://yomiuri.co.jp/national/20170729-OYT1T50039.html