読売新聞 2017年07月27日 11時38分
長野中央署は26日、オーストラリア国籍の20歳代男性を道交法違反(無免許運転)の疑いで誤認逮捕し、約6時間半後に釈放したと発表した。
男性は過去に道交法違反があり、同署は同法の「免許の欠格事由」に該当すると判断したが、実際は男性の持つ国際運転免許証の有効性には影響がなく、無免許運転には当たらなかった。
県警交通指導課によると、男性は同日、相談のために車を運転して長野市東和田の交番を訪れた。
同署員が国際運転免許証などを確認した際、過去の日本国内での道交法違反が欠格事由に当たると判断し、午後2時頃に男性を緊急逮捕した。
しかし、法解釈の誤りであったことが判明し、男性を午後8時半頃に釈放したという。
県警の山口康弘交通部長は「再発防止のため、指導を徹底したい」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170727-OYT1T50021.html?from=ytop_main7