県は25日、ふるさと納税の返礼品を拡充し、天然の雪を使った「雪だるま」など4品を新たに追加した。長岡市も今月初めにラインアップを刷新し、コメや日本酒関連の品物を増やした。
返礼品の調達額を寄付額の3割以下にするよう求める総務省の通達に応じ、各自治体が返礼品を見直す中で、内容の充実を図る動きが今後も増えそうだ。
県が返礼品に加えた雪だるまは高さ約35センチ、幅約21センチで、雪室に貯蔵されている雪を発泡スチロールのケースに詰めた。
食用ではなく観賞や雪遊び用で、納税者は配送日を指定できる。1万円以上の寄付が対象。
25日の記者会見で、米山隆一知事は「記念日などに雪だるまを見ながら楽しんでほしい」と、雪国ならではの“特産品”を暑い夏だからこそ活用できるとアピールした。
このほか、「雪室珈琲ドリップ」のセット▽「雪室珈琲プレミアムアイス」(アイスコーヒー)▽「雪室銘茶」詰め合わせ−の3品を追加。
いずれも低温の雪室で熟成し、味わいを高めた製品という。2万円以上の寄付が対象となる。
一方、長岡市は43品目だった返礼品を約4倍の180品目に拡充。農作物の収穫や海釣り、歴史探訪といった体験ツアーも今後充実させるとしている。
これまで寄付額の3〜5割だった返礼品の割合は3割以下に統一した。
大幅拡充の狙いについて、磯田達伸市長は「ふるさと納税を通じて長岡のファンを増やし、まちづくりに協力してもらえればありがたい」としている。
配信 2017.7.26 07:06更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/170726/rgn1707260053-n1.html
返礼品の調達額を寄付額の3割以下にするよう求める総務省の通達に応じ、各自治体が返礼品を見直す中で、内容の充実を図る動きが今後も増えそうだ。
県が返礼品に加えた雪だるまは高さ約35センチ、幅約21センチで、雪室に貯蔵されている雪を発泡スチロールのケースに詰めた。
食用ではなく観賞や雪遊び用で、納税者は配送日を指定できる。1万円以上の寄付が対象。
25日の記者会見で、米山隆一知事は「記念日などに雪だるまを見ながら楽しんでほしい」と、雪国ならではの“特産品”を暑い夏だからこそ活用できるとアピールした。
このほか、「雪室珈琲ドリップ」のセット▽「雪室珈琲プレミアムアイス」(アイスコーヒー)▽「雪室銘茶」詰め合わせ−の3品を追加。
いずれも低温の雪室で熟成し、味わいを高めた製品という。2万円以上の寄付が対象となる。
一方、長岡市は43品目だった返礼品を約4倍の180品目に拡充。農作物の収穫や海釣り、歴史探訪といった体験ツアーも今後充実させるとしている。
これまで寄付額の3〜5割だった返礼品の割合は3割以下に統一した。
大幅拡充の狙いについて、磯田達伸市長は「ふるさと納税を通じて長岡のファンを増やし、まちづくりに協力してもらえればありがたい」としている。
配信 2017.7.26 07:06更新
産経ニュース
http://www.sankei.com/region/news/170726/rgn1707260053-n1.html