柏崎市長 柏崎刈羽原発の一部廃炉を東電に要請
7月25日 12時01分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170725/k10011073251000.html
柏崎刈羽原子力発電所の地元、新潟県柏崎市の桜井雅浩市長が、25日東京電力の小早川智明社長と面会し、6号機と7号機の再稼働の条件として、1号機から5号機のいずれかの具体的な廃炉計画を2年以内に示すよう正式に申し入れました。
柏崎市の桜井市長は、25日市役所を訪れた東京電力の小早川社長と面会し、「柏崎刈羽原発の1号機から5号機の廃炉計画を明確にしていただくことが柏崎市にとって大事なことだ」と述べて、東京電力が目指している6号機と7号機の再稼働の条件として、1号機から5号機のいずれかの具体的な廃炉計画を2年以内に示すよう正式に申し入れました。
桜井市長が再稼働の条件として一部の原発の廃炉を求める背景には、7基の原発が集中するリスクを軽減することに加えて、原発施設の解体や除染などの作業に地元企業の参入を促し、地域経済を活性化したいという狙いがあります。
これに対し、小早川社長は「一方的に提示するのではなく意見交換を重ねていきたい」と答えるにとどまりました。
東京電力は原発の再稼働に向けて地元の理解を求める姿勢を示していますが、廃炉を迫る地元の意見にどう向き合うのか注目されます。
7月25日 12時01分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170725/k10011073251000.html
柏崎刈羽原子力発電所の地元、新潟県柏崎市の桜井雅浩市長が、25日東京電力の小早川智明社長と面会し、6号機と7号機の再稼働の条件として、1号機から5号機のいずれかの具体的な廃炉計画を2年以内に示すよう正式に申し入れました。
柏崎市の桜井市長は、25日市役所を訪れた東京電力の小早川社長と面会し、「柏崎刈羽原発の1号機から5号機の廃炉計画を明確にしていただくことが柏崎市にとって大事なことだ」と述べて、東京電力が目指している6号機と7号機の再稼働の条件として、1号機から5号機のいずれかの具体的な廃炉計画を2年以内に示すよう正式に申し入れました。
桜井市長が再稼働の条件として一部の原発の廃炉を求める背景には、7基の原発が集中するリスクを軽減することに加えて、原発施設の解体や除染などの作業に地元企業の参入を促し、地域経済を活性化したいという狙いがあります。
これに対し、小早川社長は「一方的に提示するのではなく意見交換を重ねていきたい」と答えるにとどまりました。
東京電力は原発の再稼働に向けて地元の理解を求める姿勢を示していますが、廃炉を迫る地元の意見にどう向き合うのか注目されます。