0001みつを ★
2017/07/21(金) 21:51:27.03ID:CAP_USER9先月、茨城県にある日本原子力研究開発機構の研究施設で起きた被ばく事故について、原子力機構はこのほど中間報告をまとめ、核燃料物質はポリ容器ではなく金属製の容器に入れて保管すべきだったとする見解を示しました。
この事故は先月、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の研究施設で、プルトニウムなどの核燃料物質が入ったポリ容器が入れていた袋が破裂し、作業員5人が被ばくしたもので、原子力機構は21日、推定される事故の原因について中間報告をまとめ、原子力規制委員会に報告しました。
これについて原子力機構が会見し、袋の中に入っていた核燃料物質を固める接着剤や、物質が入ったポリ容器、それに水分の3つが放射線で分解されてガスが発生し、さらに袋も劣化していたことから破裂につながったと推定されると説明しました。
そのうえで、核燃料物質はポリ容器ではなく金属製の容器に入れて保管すべきだったとする見解を示しました。
一方、作業員が体内にプルトニウムなどを取り込んで被ばくした原因は、核燃料物質が頭皮や顔に付着し汗とともにマスクの中に流れ込んだことや、袋の破裂音に反応して顔を動かしたときや会話のときに、マスクと顔の間に隙間から入ったことなどが考えられるとしました。
原子力機構はさらに調査を進め、ことし9月までに国に最終的な報告をしたいとしています。
7月21日 21時38分