環境省が今年6月に実施した調査の結果を発表した。サンゴの広がる範囲が約6割減り、回復が遅れていることが明らかになった。
石西礁湖内の35地点で調査した。サンゴが生息できる面積のうち実際にサンゴが占める割合は、
昨年夏から冬にあった3回の調査では29・5%から11・6%まで下がっていたが、今回も12・5%にとどまった。
白化したサンゴの割合を示す「白化率」は昨年の3回の調査では90%前後だったが、今回は19・7%だった。
環境省の担当者は「海水温は夏にかけて上昇していく。白化率は改善したように見えるが、
まだ安心はできない」と話している。(戸田政考)
ソース 7/21(金) 16:43配信 朝日新聞デジタル
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000076-asahi-soci
一部が白化したサンゴ=2017年6月25日、沖縄県の石西礁湖(環境省提供)
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