http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170721/k10011067071000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_005
先月、茨城県にある日本原子力研究開発機構の研究施設で起きた被ばく事故の原因について、原子力機構は核燃料物質を固める接着剤や核燃料物質が入ったポリ容器などが放射線で分解され、ガスが発生したために袋が破裂したと推定されるという報告をまとめ、21日にも原子力規制委員会に提出することがわかりました。
この事故は先月、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の研究施設で、プルトニウムなどの核燃料物質が入ったポリ容器を入れていた袋が破裂し、作業員5人が被ばくしたもので、原子力機構はこのほど、推定される事故の原因をまとめました。
それによりますと、袋の中でガスが発生し、破裂につながったとしたうえで、ガスは核燃料物質を実験で使いやすいように固める接着剤や核燃料物質が入っていたポリ容器、それに袋の中の水分が放射線で分解されて発生したと見られるということです。
この報告を原子力機構は21日にも原子力規制委員会に提出するとともに、今後、さらに袋の中に入っていた核燃料物質の状態や接着剤の量などの詳しい分析を進め、原因の特定を進めることにしています。
7月21日 4時21分
先月、茨城県にある日本原子力研究開発機構の研究施設で起きた被ばく事故の原因について、原子力機構は核燃料物質を固める接着剤や核燃料物質が入ったポリ容器などが放射線で分解され、ガスが発生したために袋が破裂したと推定されるという報告をまとめ、21日にも原子力規制委員会に提出することがわかりました。
この事故は先月、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の研究施設で、プルトニウムなどの核燃料物質が入ったポリ容器を入れていた袋が破裂し、作業員5人が被ばくしたもので、原子力機構はこのほど、推定される事故の原因をまとめました。
それによりますと、袋の中でガスが発生し、破裂につながったとしたうえで、ガスは核燃料物質を実験で使いやすいように固める接着剤や核燃料物質が入っていたポリ容器、それに袋の中の水分が放射線で分解されて発生したと見られるということです。
この報告を原子力機構は21日にも原子力規制委員会に提出するとともに、今後、さらに袋の中に入っていた核燃料物質の状態や接着剤の量などの詳しい分析を進め、原因の特定を進めることにしています。
7月21日 4時21分