連合の神津里季生（こうづ・りきお）会長（６１）が任期満了を迎える１０月以降も続投する方向で、連合内の調整が進められていることが分かった。
神津氏は１期２年での退任を関係者に伝えていたとされるが、再任によって、一部の専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」（高プロ）の導入容認を巡って生じている連合内の混乱収束を図る。
後任会長は逢見（おうみ）直人事務局長（６３）が有力視されていたが、神津氏再任後は逢見氏を会長代行に充て、事務局長には自動車総連の相原康伸会長（５７）が就任する見通しになった。
神津氏は今月１３日、安倍晋三首相と会談して労働基準法改正案の修正を要請。
成果型労働制の高プロ創設に道を開く労基法改正案は２０１５年４月に閣議決定されたが、連合や民進党の反対で実質審議されず、棚ざらしになっていた。
修正要請は逢見氏が主導した経緯があり、連合傘下の労組幹部は「根回しをしない、独断専行の逢見氏が後任で本当によいのかという声があった」と語る。
連合は１９日の役員推薦委員会で、神津氏再任で傘下の産業別労組約５０団体の意見集約を図ることを決めた。８月初旬にも正式決定したい意向だ。【早川健人】
配信 2017年7月20日 22時00分(最終更新 7月20日 22時08分)
毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20170721/k00/00m/040/117000c
関連スレ
【連合】次期会長、逢見新会長で最終調整＝労基法改正容認主導、安倍政権と距離近く
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1500109336/
【政府】「労働時間規制外し（高度プロフェッショナル制度）」に連合内で反対意見相次ぐ 政労使会談延期へ
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1500363068/
神津氏は１期２年での退任を関係者に伝えていたとされるが、再任によって、一部の専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度」（高プロ）の導入容認を巡って生じている連合内の混乱収束を図る。
後任会長は逢見（おうみ）直人事務局長（６３）が有力視されていたが、神津氏再任後は逢見氏を会長代行に充て、事務局長には自動車総連の相原康伸会長（５７）が就任する見通しになった。
神津氏は今月１３日、安倍晋三首相と会談して労働基準法改正案の修正を要請。
成果型労働制の高プロ創設に道を開く労基法改正案は２０１５年４月に閣議決定されたが、連合や民進党の反対で実質審議されず、棚ざらしになっていた。
修正要請は逢見氏が主導した経緯があり、連合傘下の労組幹部は「根回しをしない、独断専行の逢見氏が後任で本当によいのかという声があった」と語る。
連合は１９日の役員推薦委員会で、神津氏再任で傘下の産業別労組約５０団体の意見集約を図ることを決めた。８月初旬にも正式決定したい意向だ。【早川健人】
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毎日新聞
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