女性強盗殺人事件 被告に無期懲役の判決 千葉地裁
7月12日 19時31分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170712/k10011056011000.html
去年4月、千葉市のアパートに侵入し、この部屋に住んでいた女性を包丁で刺して殺害したなどとして、強盗殺人などの罪に問われた30歳の元飲食店従業員に対し、千葉地方裁判所は、「犯行の動機は、身勝手かつ短絡的で酌量の余地は無い」として、無期懲役の判決を言い渡しました。
千葉市稲毛区に住んでいた元飲食店従業員、藤長稜平被告(30)は、去年4月、自宅近くのアパートの部屋に現金を奪う目的で侵入し、この部屋に住む契約社員の茅野利奈さん(当時41)を包丁で刺して殺害したなどとして強盗殺人などの罪に問われました。
検察は「たばこや酒などを買う費用が足りないという身勝手な理由で、何の落ち度もない命を奪った」として無期懲役を求刑したのに対し、弁護側は「当初は、相手にけがをさせることを考えていなかった」として懲役25年が相当だと主張していました。
12日の判決で、千葉地方裁判所の楡井英夫裁判長は「被害者を何度も刺し、犯行は執ようかつ残忍だ」と指摘しました。そのうえで「動機は身勝手かつ短絡的で、酌量の余地は無い。遺族が受けた精神的な打撃も甚大だ」などと述べ、検察の求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。
7月12日 19時31分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170712/k10011056011000.html
去年4月、千葉市のアパートに侵入し、この部屋に住んでいた女性を包丁で刺して殺害したなどとして、強盗殺人などの罪に問われた30歳の元飲食店従業員に対し、千葉地方裁判所は、「犯行の動機は、身勝手かつ短絡的で酌量の余地は無い」として、無期懲役の判決を言い渡しました。
千葉市稲毛区に住んでいた元飲食店従業員、藤長稜平被告(30)は、去年4月、自宅近くのアパートの部屋に現金を奪う目的で侵入し、この部屋に住む契約社員の茅野利奈さん(当時41)を包丁で刺して殺害したなどとして強盗殺人などの罪に問われました。
検察は「たばこや酒などを買う費用が足りないという身勝手な理由で、何の落ち度もない命を奪った」として無期懲役を求刑したのに対し、弁護側は「当初は、相手にけがをさせることを考えていなかった」として懲役25年が相当だと主張していました。
12日の判決で、千葉地方裁判所の楡井英夫裁判長は「被害者を何度も刺し、犯行は執ようかつ残忍だ」と指摘しました。そのうえで「動機は身勝手かつ短絡的で、酌量の余地は無い。遺族が受けた精神的な打撃も甚大だ」などと述べ、検察の求刑どおり無期懲役の判決を言い渡しました。