http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170713/k10011056461000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_003
アメリカのトランプ大統領は、長男が去年の大統領選挙中、ロシア人の弁護士と面会していたことに批判が強まっていることに対して「息子は潔白だ」と擁護し、「政治史上、最大の魔女狩りだ」などと不満をあらわにしています。
トランプ大統領の長男のジュニア氏は、去年の大統領選挙中、対立候補だった民主党のクリントン氏に不利になる情報を提供すると持ちかけられ、ロシア人の弁護士と面会していたことが明らかになり、民主党はロシアと共謀していた証拠だと批判を強めています。
これに対してトランプ大統領は12日、ツイッターで「私の息子は潔白だ」と擁護し、「政治史上、最大の魔女狩りだ。嘆かわしい」と反論しました。
そのうえで「メディアが『情報源によると』と言うとき、しばしば情報源はねつ造され、存在しないことを覚えておいてほしい」などと書き込み、トランプ陣営とロシアとの関係をめぐる疑惑を伝え続ける報道への不満をあらわにしました。
そして、「ホワイトハウスは完璧に機能しており、医療保険制度の見直しや税制改革などに集中している。テレビを見る時間はほとんどない」と主張しました。
ロシアをめぐる疑惑が大統領の長男にまで及んだことでアメリカのメディアは、ホワイトハウスが混乱に陥っている、などと報じています。
ロシア政府 関与を否定
アメリカのトランプ大統領の長男が、ロシア人の弁護士と面会していたことに批判が強まっていることに関連して、ロシアのラブロフ外相は、12日「そんなことでおとがめを受けるとは驚きだ。弁護士と話すことが他人に何の脅威を与えることになるのか」と述べ批判はあたらないという認識を示しました。
また、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「われわれはこの弁護士と接触したことはない」としたうえで、アメリカでトランプ政権とロシアをめぐる報道が続いていることについて「アメリカでもっとも成功したテレビ番組にも引けをとらない長寿番組だ。われわれがこの番組で何か演じることはない」と皮肉を交えながらロシア政府との関わりを否定しました。
7月13日 4時12分
アメリカのトランプ大統領は、長男が去年の大統領選挙中、ロシア人の弁護士と面会していたことに批判が強まっていることに対して「息子は潔白だ」と擁護し、「政治史上、最大の魔女狩りだ」などと不満をあらわにしています。
トランプ大統領の長男のジュニア氏は、去年の大統領選挙中、対立候補だった民主党のクリントン氏に不利になる情報を提供すると持ちかけられ、ロシア人の弁護士と面会していたことが明らかになり、民主党はロシアと共謀していた証拠だと批判を強めています。
これに対してトランプ大統領は12日、ツイッターで「私の息子は潔白だ」と擁護し、「政治史上、最大の魔女狩りだ。嘆かわしい」と反論しました。
そのうえで「メディアが『情報源によると』と言うとき、しばしば情報源はねつ造され、存在しないことを覚えておいてほしい」などと書き込み、トランプ陣営とロシアとの関係をめぐる疑惑を伝え続ける報道への不満をあらわにしました。
そして、「ホワイトハウスは完璧に機能しており、医療保険制度の見直しや税制改革などに集中している。テレビを見る時間はほとんどない」と主張しました。
ロシアをめぐる疑惑が大統領の長男にまで及んだことでアメリカのメディアは、ホワイトハウスが混乱に陥っている、などと報じています。
ロシア政府 関与を否定
アメリカのトランプ大統領の長男が、ロシア人の弁護士と面会していたことに批判が強まっていることに関連して、ロシアのラブロフ外相は、12日「そんなことでおとがめを受けるとは驚きだ。弁護士と話すことが他人に何の脅威を与えることになるのか」と述べ批判はあたらないという認識を示しました。
また、ロシア大統領府のペスコフ報道官は「われわれはこの弁護士と接触したことはない」としたうえで、アメリカでトランプ政権とロシアをめぐる報道が続いていることについて「アメリカでもっとも成功したテレビ番組にも引けをとらない長寿番組だ。われわれがこの番組で何か演じることはない」と皮肉を交えながらロシア政府との関わりを否定しました。
7月13日 4時12分