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紅あずま ★ 転載ダメ©2ch.net
2017/07/04(火) 23:47:09.90 ID:CAP_USER9
3つのクレーターが作る「月面X」…探査衛星が地形を解析 国立天文台
Hazardlab:2017年07月04日 18時37分
http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/0/20964.html
3つのクレーターが作る「月面X」。
今年5月3日に石垣島天文台のむりかぶし望遠鏡がとらえた(石垣島天文台)
月面に浮かぶアルファベットの「X」をご存知だろうか?隣り合う3つのクレーターに太陽の光が当たることで、文字が浮かび上がることから、「月面X」と呼ばれるこの地形は、年に数回しか見られず、石垣島天文台が今年5月に撮影に成功している。
国立天文台は、日本の月探査衛星「かぐや」の観測画像を解析し、Xが見える日照条件のシミュレーションを行った。
この地形は、月に隕石が衝突してできた3つのクレーター、ブランキヌス、プールバッハ、ラ・カーユが隣り合う地点に、特定の角度から太陽光があたることで描き出される。
Xが出現するチャンスは年に数回しかなく、その時間帯に夜空の雲が晴れていなければ見られない。
地球から観測できる月の表側には、光をあまり反射せず黒く見える海と呼ばれる地形が35%ほどを占めていて、これが餅をつくウサギに見えたり、カニや女性の横顔になぞらえる国や地域もある。
それ以外の65%の部分は、隕石が衝突してできた数多くのクレーターが存在している。
地球とは異なり、月では水や風による浸食や地殻変動の影響も受けないことから、太陽系が誕生した初期にできたクレーターの形がはっきり残っていて、想像以上に起伏に富んだ地形のようだ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2007年9月に打ち上げた「かぐや」は、米航空宇宙局(NASA)のアポロ計画以来、最大規模となる本格的な月探査衛星。
月の上空100キロの軌道をまわりながら1年半あまりの観測を続け、2009年6月に落下してミッションは終了。
この間の観測成果は大きく、月の海のひとつで、地下の溶岩トンネルに通じる縦穴を発見。
太古の火山活動を示す痕跡だとして注目を集めた。
今回のシミュレーションも、かぐやの地形カメラがとらえた画像の解析を通じて得られたもので、国立天文台は今年7月1日午後6時半のようすを再現している。
石垣島天文台の望遠鏡が今年5月3日にとらえた月面画像を合わせて比較すると、クレーターの深さが1キロ以上に及ぶことがはっきりわかる。
確かに月は相当なあばた面だ。
かぐやの地形カメラがとらえた「月面X」の地形図(提供:国立天文台)
国立天文台が作成した日照シミュレーション
Hazardlab:2017年07月04日 18時37分
http://sp.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/0/20964.html
3つのクレーターが作る「月面X」。
今年5月3日に石垣島天文台のむりかぶし望遠鏡がとらえた(石垣島天文台)
月面に浮かぶアルファベットの「X」をご存知だろうか?隣り合う3つのクレーターに太陽の光が当たることで、文字が浮かび上がることから、「月面X」と呼ばれるこの地形は、年に数回しか見られず、石垣島天文台が今年5月に撮影に成功している。
国立天文台は、日本の月探査衛星「かぐや」の観測画像を解析し、Xが見える日照条件のシミュレーションを行った。
この地形は、月に隕石が衝突してできた3つのクレーター、ブランキヌス、プールバッハ、ラ・カーユが隣り合う地点に、特定の角度から太陽光があたることで描き出される。
Xが出現するチャンスは年に数回しかなく、その時間帯に夜空の雲が晴れていなければ見られない。
地球から観測できる月の表側には、光をあまり反射せず黒く見える海と呼ばれる地形が35%ほどを占めていて、これが餅をつくウサギに見えたり、カニや女性の横顔になぞらえる国や地域もある。
それ以外の65%の部分は、隕石が衝突してできた数多くのクレーターが存在している。
地球とは異なり、月では水や風による浸食や地殻変動の影響も受けないことから、太陽系が誕生した初期にできたクレーターの形がはっきり残っていて、想像以上に起伏に富んだ地形のようだ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2007年9月に打ち上げた「かぐや」は、米航空宇宙局(NASA)のアポロ計画以来、最大規模となる本格的な月探査衛星。
月の上空100キロの軌道をまわりながら1年半あまりの観測を続け、2009年6月に落下してミッションは終了。
この間の観測成果は大きく、月の海のひとつで、地下の溶岩トンネルに通じる縦穴を発見。
太古の火山活動を示す痕跡だとして注目を集めた。
今回のシミュレーションも、かぐやの地形カメラがとらえた画像の解析を通じて得られたもので、国立天文台は今年7月1日午後6時半のようすを再現している。
石垣島天文台の望遠鏡が今年5月3日にとらえた月面画像を合わせて比較すると、クレーターの深さが1キロ以上に及ぶことがはっきりわかる。
確かに月は相当なあばた面だ。
かぐやの地形カメラがとらえた「月面X」の地形図(提供:国立天文台)
国立天文台が作成した日照シミュレーション