http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170702/k10011037861000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_006
国内有数の繁華街、東京・銀座の高級クラブなどからみかじめ料の名目で現金を脅し取ったとして、山口組系の暴力団組長らが逮捕された事件で、警視庁は組長らがほかにも複数の飲食店からみかじめ料を取り立てていたとして、恐喝の疑いで近く再逮捕する方針です。警視庁は1億円以上と見られるみかじめ料の取り立ての実態について解明を進めることにしています。
指定暴力団・山口組国粋会系の組長、梅木壽史容疑者(54)やその配下の組員ら8人はことし4月までの4年間、中央区銀座の高級クラブなどからみかじめ料の名目で現金340万円余りを脅し取ったとして、先月、恐喝の疑いで警視庁に逮捕されました。
警視庁はさらに捜査を進めた結果、梅木容疑者らがほかの複数の飲食店に対しても「ここは国粋会のシマだ。銀座で商売できなくするぞ」などと脅し、みかじめ料を取り立てていたとして、恐喝の疑いで近く再逮捕する方針です。
警視庁によりますと、梅木容疑者らは一部の高級クラブなどに「ほかの店の分もおまえが回収して持って来い」と脅して、銀座のおよそ40店舗から毎月25日に200万円近いみかじめ料を取り立てていたということです。
警視庁は1億円以上と見られるみかじめ料の取り立ての実態について解明を進めることにしています。
7月2日 4時44分