http://www.nikkei.com/article/DGXLZO18312100Q7A630C1CC0000/
2017/6/30 13:53
奈良市の東大寺は30日、鎌倉時代に同寺の復興に尽力した重源上人が整備したとされる浴場「大湯屋」(国の重要文化財)を報道陣に公開した。修理が終わり、7月1〜31日、初めて一般公開される。
内部に残る直径約2メートル、高さ約80センチの「鉄湯船」には、鎌倉時代の建久8年(1197年)の年号が刻まれている。湯を入れてかけ湯をしたり、蒸気で体のあかを落としたりしたとみられ、いつまで使われたかは不明という。
重源上人は、1180年の平家による南都焼き打ちで壊滅的被害を受けた東大寺で、鎌倉幕府の協力を得て復興事業を担った。僧侶が使う大湯屋も整備され、復興に携わった人々が英気を養ったと考えられている。〔共同〕
2017/6/30 13:53
奈良市の東大寺は30日、鎌倉時代に同寺の復興に尽力した重源上人が整備したとされる浴場「大湯屋」(国の重要文化財)を報道陣に公開した。修理が終わり、7月1〜31日、初めて一般公開される。
内部に残る直径約2メートル、高さ約80センチの「鉄湯船」には、鎌倉時代の建久8年(1197年)の年号が刻まれている。湯を入れてかけ湯をしたり、蒸気で体のあかを落としたりしたとみられ、いつまで使われたかは不明という。
重源上人は、1180年の平家による南都焼き打ちで壊滅的被害を受けた東大寺で、鎌倉幕府の協力を得て復興事業を担った。僧侶が使う大湯屋も整備され、復興に携わった人々が英気を養ったと考えられている。〔共同〕