http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170629/k10011034521000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_012
ことし4月、神奈川県厚木市にある踏切で、非常ボタンを押してわざと電車を緊急停止させたとして、54歳の会社員が威力業務妨害の疑いで逮捕されました。警察の調べに対し「仕事で嫌なことがあると仕事帰りに押していた。過去にもやった」と供述しているということです。
逮捕されたのは、神奈川県平塚市に住む会社員、廣末健治容疑者(54)で、ことし4月22日の午後7時半すぎ、厚木市愛甲の小田急線の踏切で、非常ボタンを押してわざと電車を緊急停止させたとして、威力業務妨害の疑いが持たれています。
この影響で踏切にさしかかっていた上りの急行電車1本が安全確認のため止まりました。乗客にけがはありませんでしたが、遅れが出たということです。
警察によりますと、同じ踏切では、数年間に少なくとも10回以上、同じような被害が相次ぎ、毎回、防犯カメラに自転車に乗った中年の男が手袋をしたり、タオルを使ったりして非常ボタンを押す様子が写っていたということです。
調べに対し「仕事で嫌なことがあると仕事帰りに押していた。過去にも数回やった」と供述しているということで、警察はほかの被害についても調べています。
6月29日 18時51分