http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170624/k10011029211000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_011
「ノーリフト」と呼ばれる抱え上げない介護方法を学ぶための専用施設が高知市に完成し、24日、初めての研修会が開かれました。
研修会には高知県内のほか東京や九州から、介護職員など30人以上が参加しました。
ノーリフトはお年寄りなどを抱え上げない介護方法で、腰痛などに悩むことの多い介護職員の体の負担を減らし、人材確保にもつなげようと、高知市には先月、ノーリフトの方法を学ぶ専用の施設が完成しています。
研修会ではベッドにいるお年寄りを抱え上げず、専用の板に乗せてすべらすように車いすに移動させる方法が紹介され、担当者が「骨盤を押すと少ない力で移動できます」とアドバイスしていました。
また、体とベッドの間に布を入れ、リフトで体ごと持ち上げる福祉機器も紹介され、参加者が操作方法を学んでいました。
介護職員が体への負担を理由に退職するケースは多く、厚生労働省は8年後に全国でおよそ37万人の職員が不足すると推計しています。
介護福祉士の女性は「実際に体験して体への負担が少ないと感じました。腰痛に悩む同僚は多いので、学んだことを伝えたいです」と話していました。
研修会を主催した「高知ノーリフト推進連絡会」の下元佳子事務局長は「重労働で腰を痛めやすいという介護の印象を変え、人材確保につなげたい」と話していました。
6月24日 21時27分
「ノーリフト」と呼ばれる抱え上げない介護方法を学ぶための専用施設が高知市に完成し、24日、初めての研修会が開かれました。
研修会には高知県内のほか東京や九州から、介護職員など30人以上が参加しました。
ノーリフトはお年寄りなどを抱え上げない介護方法で、腰痛などに悩むことの多い介護職員の体の負担を減らし、人材確保にもつなげようと、高知市には先月、ノーリフトの方法を学ぶ専用の施設が完成しています。
研修会ではベッドにいるお年寄りを抱え上げず、専用の板に乗せてすべらすように車いすに移動させる方法が紹介され、担当者が「骨盤を押すと少ない力で移動できます」とアドバイスしていました。
また、体とベッドの間に布を入れ、リフトで体ごと持ち上げる福祉機器も紹介され、参加者が操作方法を学んでいました。
介護職員が体への負担を理由に退職するケースは多く、厚生労働省は8年後に全国でおよそ37万人の職員が不足すると推計しています。
介護福祉士の女性は「実際に体験して体への負担が少ないと感じました。腰痛に悩む同僚は多いので、学んだことを伝えたいです」と話していました。
研修会を主催した「高知ノーリフト推進連絡会」の下元佳子事務局長は「重労働で腰を痛めやすいという介護の印象を変え、人材確保につなげたい」と話していました。
6月24日 21時27分