規制委が立ち入り検査=被ばく事故の研究施設:時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062100613&g=eqa
日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で作業員5人が被ばくした事故で、原子力規制委員会は21日、原子力機構の対応について「適切性に疑問がある」として、原子炉等規制法に基づく同センターへの立ち入り検査を行った。
事故は6日、同センターの燃料研究棟で放射性物質の点検中に発生。放射性物質が入った金属製容器の内側のビニール製袋が破裂し、作業員5人の体内から微量のプルトニウムとアメリシウムが検出された。
規制委は(1)点検作業を行った「フード」と呼ばれる作業台は、申請上は汚染検査が目的で、本来の使用目的と異なる(2)破裂した袋は、放射性物質の長期的閉じ込めを担保し得るとは言い難い(3)事故後、作業員が汚染区域から退出開始するまで3時間以上かかった−などと指摘。詳しい作業内容や作業を行うまでの承認プロセス、事故後の対応などについて、立ち入り検査で確認する。(2017/06/21-13:32)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017062100613&g=eqa
日本原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で作業員5人が被ばくした事故で、原子力規制委員会は21日、原子力機構の対応について「適切性に疑問がある」として、原子炉等規制法に基づく同センターへの立ち入り検査を行った。
事故は6日、同センターの燃料研究棟で放射性物質の点検中に発生。放射性物質が入った金属製容器の内側のビニール製袋が破裂し、作業員5人の体内から微量のプルトニウムとアメリシウムが検出された。
規制委は(1)点検作業を行った「フード」と呼ばれる作業台は、申請上は汚染検査が目的で、本来の使用目的と異なる(2)破裂した袋は、放射性物質の長期的閉じ込めを担保し得るとは言い難い(3)事故後、作業員が汚染区域から退出開始するまで3時間以上かかった−などと指摘。詳しい作業内容や作業を行うまでの承認プロセス、事故後の対応などについて、立ち入り検査で確認する。(2017/06/21-13:32)