2017年06月17日 17時00分
フォルクスワーゲンとロールス・ロイスという超有名外国企業に勤める外国人の男2人が、薬物絡みで芋ヅル逮捕された。2人は、同居していたというから何やら奇妙な感じが…。
昨年1月、スロベニアからの国際郵便に、危険ドラッグ「ラッシュ」の小瓶10本が入っていたのが逮捕のキッカケだった。送付先は東京・赤坂のフォルクスワーゲングループジャパンの常務執行役員宅で、神奈川県警金沢署と横浜税関は今月6日に家宅捜索。家主のドイツ人トーマス・ジーベルト容疑者(53)を任意で尿検査すると覚醒剤の陽性反応が出たため、同署は14日、覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した。
ジーベルト容疑者のものとみられるカバンからは小袋入りの白い粉末、室内からは小瓶入りの液体11本と錠剤10錠が出てきた。金沢署は鑑定を進めているが、本人は「コカインを使ったのは認めるが、それ以外の薬物は使ってない」と容疑を否認している。
ただ、知人によれば「彼はゲイで、しょっちゅうバンコクに行ってた。暑くないのに大汗かいてるし、瞳孔が妙に開いてたりしていた」という。
問題の国際郵便の宛名はジーベルト容疑者と同居していたマレーシア人の男で、こちらも医薬品医療機器法違反(輸入)などの疑いで捕まっていたことが16日に判明。
この男は、航空機エンジンの製造・販売を手がけるロールス・ロイスジャパン社員のコン・フー・キヨン容疑者(40)で「ネットで注文した。ラッシュは日本では合法だと思った」などと供述している。
「2人はパートナー」とは知人男性だ。確かに両容疑者はSNSで同性愛をカミングアウトし、7年前からツーショットを頻繁にアップ。キヨン容疑者はアカウント名の一部を「トーマス」にしているほどだが、実際はクスリつながりのカップルだったようだ。
ラッシュは30年ほど前から“ゲイのセックス常備薬”として流通している。「昨年、横浜税関で密輸がバレた男は罰金60万円の判決だった」(税関関係者)というが、このカップルのマンションでは不特定多数の男が出入りしていた目撃情報もあり、余罪や芋ヅル逮捕がまだ出てきそうだ。
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