配信先、産経ニュース、2017.6.15 20:25更新
http://www.sankei.com/life/news/170615/lif1706150052-n1.html
原発メーカーなどでつくる国際廃炉研究開発機構(IRID)は15日、東京電力福島第1原発3号機で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の実態把握に向け、原子炉格納容器内部に投入する小型水中遊泳ロボットを、神奈川県横須賀市の港湾空港技術研究所で公開した。調査は7月中に行われる予定。
ロボットは直径約13センチ、長さ約30センチ、重さ約2キロで愛称は「ミニマンボウ」。カメラとLEDライトを前方と後方に1つずつ備え、スクリューを後方に4つ、上部に1つ搭載している。
3号機は格納容器内に燃料を冷却するための水が約6メートルたまっているとみられ、ロボットは有線ケーブルで遠隔操作されながら、スクリューで水中を遊泳。格納容器の底に溶け落ちたとみられる燃料デブリの広がりや、原子炉直下の様子の撮影を試みる。作業は1日で終える予定。
福島第1原発では2月に2号機、3月に1号機でロボットによる格納容器内部の調査が行われたが、燃料デブリの取り出しに必要な情報は十分に得られていない。東電は今夏にも燃料デブリの取り出し方針を示すとしている。
http://www.sankei.com/life/news/170615/lif1706150052-n1.html
原発メーカーなどでつくる国際廃炉研究開発機構(IRID)は15日、東京電力福島第1原発3号機で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の実態把握に向け、原子炉格納容器内部に投入する小型水中遊泳ロボットを、神奈川県横須賀市の港湾空港技術研究所で公開した。調査は7月中に行われる予定。
ロボットは直径約13センチ、長さ約30センチ、重さ約2キロで愛称は「ミニマンボウ」。カメラとLEDライトを前方と後方に1つずつ備え、スクリューを後方に4つ、上部に1つ搭載している。
3号機は格納容器内に燃料を冷却するための水が約6メートルたまっているとみられ、ロボットは有線ケーブルで遠隔操作されながら、スクリューで水中を遊泳。格納容器の底に溶け落ちたとみられる燃料デブリの広がりや、原子炉直下の様子の撮影を試みる。作業は1日で終える予定。
福島第1原発では2月に2号機、3月に1号機でロボットによる格納容器内部の調査が行われたが、燃料デブリの取り出しに必要な情報は十分に得られていない。東電は今夏にも燃料デブリの取り出し方針を示すとしている。