出生率1・44に増加 名古屋市発表、全国平均に並ぶ:愛知:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20170609/CK2017060902000058.html?ref=rank
名古屋市は八日、女性一人が生涯に産む子どもの推定人数「合計特殊出生率」の昨年の速報値が一・四四(前年比〇・〇二ポイント増)だったと発表した。現行の算出方法となった二〇〇〇年以降、全国平均を下回ってきたが、初めて並んだ。
出生数は一万九千五百四十一人で、前年からほぼ横ばい。一般的に都市部ほど出生率は低く、名古屋市の〇二年の数値は一・二三で、全国平均より〇・〇九ポイント低かった。近年は全国、名古屋市とも上昇傾向が続いていたが、双方の差は詰まっていた。
市の担当者は「経済の好転や保育所の整備状況が関係しているのではないか」とし、「子育てする場所に名古屋が選ばれるように、待機児童対策などを進めたい」と話している。
(安田功)