近くに住む70代男性の乗用車がマンション駐車場のフェンスを突き破って、約10メートル下の青田沼公園に転落した。
男性は軽傷だったが、大惨事になりかねない危険な事故だった。
ブレーキとアクセルを踏み間違えた可能性があるという。
操作ミスは特に高齢ドライバーに多く、注意が必要だ。
県警や目撃者によると、男性は道路を左折しようとしたが、そのまま直進し、前の駐車場に入ったとみられる。
止まらずにフェンスを破って前方に飛び出し、公園の斜面に転落。
バウンドしてさらに進み、フェンスから約20メートル離れた草地で止まった。
![【山形】操作ミス?あわや大事故 ブレーキとアクセルを踏み間違えか、70代男性運転の車転落 山形市©2ch.net ->画像>7枚](http://yamagata-np.jp/news/201706/08/img_2017060800158.gif)
公園では山形市都市振興公社の作業員数人が草刈りをしていたが、事故時はたまたま休憩中だった。
男性作業員(67)は
「一気に加速するような大きなエンジン音がした直後、バリバリと音を立てながら車がフェンスを破って落ちてきた」と話した。
一歩間違えれば作業員がはねられる危険もあった。
県警交通企画課によると、今年4月末までに県内で発生した人身事故のうち操作ミスによるものは全体の4.5%を占める。
これを65歳以上のドライバーに限定して分析すると、操作ミスの割合は11.4%に上がるという。
操作ミスによる事故は全国各地で相次いでいる。
福岡市では昨年12月、タクシー運転手がブレーキとアクセルを踏み間違えて病院に突入し、10人が死傷した。
県内でも、同様の踏み間違えでスーパーなどの店舗に突っ込む事故が発生している。
同課によると、操作ミスを起こしてパニックになり、すぐに対応できないドライバーがいるという。
間違えてアクセルを踏んだことに気付いても、混乱して足が離れず、そのまま踏み続けてしまうといったケースだ。
同課は「焦らないで冷静になることが大切」と話している。
写真:車が駐車場のフェンスを突き破って公園に転落した現場
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以下ソース:山形新聞 2017年06月08日 07:11
http://yamagata-np.jp/news/201706/08/kj_2017060800139.php