新潟市民病院に勤めていた30代の研修医の女性が自殺したのは長時間の残業による過労が原因などとして、労災認定された問題で、
新潟労働基準監督署は、さらに女性に時間外労働の賃金の一部を支払っていないことを指摘し、病院に是正勧告しました。
この問題は、新潟市民病院で研修医をしていた新潟市の木元文さん(当時37歳)が、去年1月、市内の公園で自殺したのは、長時間の残業による過労が原因だったとして、先月、新潟労働基準監督署が労災と認定したものです。
また新潟労働基準監督署は、木元さんが休日や深夜に働いた際の割増賃金の一部を支払っていなかったとして、新潟市民病院に対し、8月末を期限に是正するよう勧告したということです。
病院では当時、月の残業時間は最大で80時間以内で年6回以内とする労使協定を結んでいましたが、遺族と弁護士が木元さんの残業時間を調べたところ、4か月続けて200時間を超えるなどの長時間の残業をしていました。
また、新潟労働基準監督署はほかの従業員に対しても、市民病院は労使協定で定めた時間を超える時間外労働や休日労働をさせていたとして、是正するよう勧告しています。
新潟市民病院は、「木元さんに対しては具体的に支払うべき該当の期間を労働基準監督署に確認し、今後の対応を検討したい」と話しています。
配信 06月05日 15時24分
新潟 NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1034000611.html
関連スレ
【新潟】女性研修医自殺で労災認定、新潟市民病院 長時間労働が原因©2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1496287455/