http://www.sankei.com/west/news/170530/wst1705300059-n1.html
大阪府警阿倍野署は30日、強盗致傷容疑で逮捕し、署内の留置施設で勾留中だった無職男(44)=堺市=が死亡したと発表した。首には長袖のシャツが巻かれた状態だったといい、自殺とみられる。
同署によると、同日午前7時ごろ、署員が起床時間に合わせて巡視中、男が部屋奥のトイレで、首にシャツを巻いてドアにもたれかかり、動かなくなっているのを発見。病院に搬送されたが死亡が確認された。
同日午前4時55分ごろ、男がトイレに入るのを署員がモニターで確認したが、その後の巡視では異変に気づかなかったという。部屋にいたのは男だけだった。
男は今月27日、大阪市阿倍野区内の病院で、入院患者から財布を奪ったとして現行犯逮捕されていた。
同署は「自殺の兆候はなく、巡視は適正だったと考えている」としている。