弁当食べた51人が食中毒 佐野
05月24日 18時18分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1093683381.html
今月20日から22日にかけて、佐野市の飲食店が販売した弁当を食べた51人が吐き気や腹痛を相次いで訴え、保健所はノロウイルスの集団感染による食中毒と断定し、この店に対して24日から当面の間、営業を禁止するよう命じました。
営業禁止を命じられたのは、佐野市の押山精肉店です。
県によりますと、今月20日から22日にかけて、12歳から45歳の男女51人が発熱や吐き気、腹痛の症状を訴えて医療機関を受診しました。
症状を訴えた人はいずれもこの店が販売した弁当を食べていて、4人からノロウイルスが検出されたことなどから、保健所はノロウイルスの集団感染による食中毒と断定し、この店に対して衛生環境が確保されるまでの当面の間、営業を禁止するよう命じました。
51人の症状はいずれも軽く、全員、快方に向かっているということです。
県は食中毒を防ぐために手洗い、うがいや食品の十分な加熱などを徹底するよう呼びかけています。