失業などで無職になった経験がある人は、継続的な有職者に比べ、脳卒中の発症や、そのために死亡するリスクが高いことが、国立がん研究センターの調査で分かった。
全国9地域に住む40〜50代の男女4万2000人を1990年代前半から平均15年間追跡。
研究参加時と5年後の就労状況、その後の脳卒中との関係を調べた。
無職経験者を「継続的に無職」「仕事を失った」「再就労した」に分けて分析すると、仕事を失うと男女とも発症・死亡のリスクは上がったが、男性のみ、再就労でもリスクが高くなっていた。
同センターは「再就労者の健康管理にも注意が必要と考えられる」としている。
無職経験者は有職者より脳卒中になるリスクが高い…国立がん研究センター - 産経ニュース 2017.5.24 07:22
http://www.sankei.com/smp/life/news/170524/lif1705240042-s1.html