2年前のタクシー運転手死亡 傷害致死容疑で39歳男を逮捕
産經新聞:2017.5.10 22:48更新
http://www.sankei.com/affairs/news/170510/afr1705100021-n1.html
2年前にタクシー運転手の男性に暴行を加えて死亡させたとして、警視庁捜査1課は10日、傷害致死容疑で、東京都江戸川区北小岩、飲食店店長、高橋宏史容疑者(39)を逮捕した。
「やった記憶はない」などと容疑を否認している。
逮捕容疑は平成27年4月7日未明、東京都葛飾区細田の路上に止めたタクシーの車内や周辺で、江戸川区北小岩のタクシー運転手、三橋喜久夫さん=当時(66)=に殴る蹴るの暴行を加え、死亡させたとしている。
司法解剖の結果、三橋さんの顔や後頭部に殴られたような傷があり、暴行を受けたことで持病の心臓病が悪化し、死亡した可能性が高いことが判明。
現場近くに捨てられていたタクシーのレシートから高橋容疑者の指紋が検出されたことなどから、捜査1課が事情を聴いていた。
高橋容疑者は当時、酒を飲んだ帰りだったといい、事件直後の聴取で「タクシーを降りる際、運転手と口論になって運転席のシートを蹴った」などと話していた。