父の死届けず年金不正受給…自宅に白骨遺体、数百万円詐取か 容疑で57歳無職男逮捕
2017.5.10 07:58
父親の死亡を届け出ずに年金を不正受給したとして、岐阜県警岐阜南署などは9日、
詐欺容疑で、岐阜市の無職、柴田和夫容疑者(57)を逮捕した。
自宅から男性の白骨体が見つかっており、同署は身元や死因の特定を急ぐとともに、
死体遺棄容疑などで調べる。
同署によると、柴田容疑者は「収入がなく、年金受給のために(死亡届を出すのを)放置していた」
と容疑を認めているという。父親は存命ならば88歳だが、数年前に死亡していたとみられ、
不正受給額は数百万円にのぼる可能性があるという。
逮捕容疑は、父親の死亡届を市に出さず、昨年10月ごろに年金受給で必要な書類に父親の
名前を書いて岐阜県市町村職員共済組合に提出。今年4月に年金約19万円をだまし取ったとしている。
市職員から8日に「父親に会わせてくれない」との通報があり、
署員が柴田容疑者の自宅を調べたところ、ベッドで白骨体を見つけた。
産経ニュース
http://www.sankei.com/west/news/170510/wst1705100021-n1.html