http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170508/k10010973221000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002
7日夜遅く、北九州市小倉北区でアパートが全焼し、焼け跡から6人の遺体が見つかりました。
アパートの部屋には、1日900円で日雇いの労働者などが入居していたということで、
警察は亡くなった人の身元の確認を急ぐとともに、出火当時の詳しい状況などを調べています。
7日午後11時20分ごろ、北九州市小倉北区清水のアパート、中村荘から火が出て、
木造2階建ての建物およそ300平方メートルと、隣接する住宅が全焼しました。
警察によりますと、アパートは16ある部屋のすべてに1人ずつ入居者がいて、
焼け跡から男性6人の遺体が相次いで見つかりました。
また、煙を吸うなどして男性5人が病院に運ばれました。
このほか4人の無事が確認され、警察は残る1人の所在の確認を急いでいます。
アパートの管理会社によりますと、アパートの部屋には、日雇いの労働者や
生活保護を受けている人などが、1日900円で入居していたということです。
警察は、亡くなった人の身元の確認を急ぐとともに、出火当時の詳しい状況などを
調べています。
大家の娘「建設会社の従業員が居住」
近所に住むアパートの大家の40代の娘は、「ポンという音がしたので外を見ると
煙が上がっていて、しばらくすると、すごい勢いで炎も出始めた。アパートは、不動産会社を
通じて建設会社が借り上げていて、従業員が住んでいると聞いている」と話していました。
アパートはどう使われていた?
全焼したアパート、中村荘の管理会社によりますと、建物は木造2階建てで、1階に7室、
2階に9室の和室があり、広さは2階の1室以外は4畳半です。
1階には、2か所の玄関と共同の台所、それに浴室があり、トイレは1階と2階に2か所ずつあります。
アパートの賃貸に関わっている不動産会社の担当者によりますと、部屋は、建設現場で働く
作業員や生活保護を受けている人などに、短期の賃貸物件として1日900円で貸していたということです。
管理会社によりますと、このアパートでは8年前、16室のうち13室に住宅用の火災警報器が
設置されましたが、残りの3室は、当時は倉庫などとして使われていたため、火災警報器は
設置していなかったということです。
北九州市によりますと、このアパートは、簡易宿泊所としての営業の許可は受けていませんが、
入居している人の生活実態があれば許可は必要ないということで、市は今後、関係者から話を
聞くなどして、建物の詳しい使用状況を調べることにしています。
住んでいた人は
全焼したアパートの2階の部屋に、ことし3月までおよそ1か月間住んでいたという64歳の男性は
「部屋は4畳半の和室で、テレビや机、それに布団がもともとあって、1階には共用の電子レンジや
冷蔵庫が置かれていた。廊下にいくつか消火器も設置されていた」と話していました。
現場近くの人「激しい勢いで炎上」
現場近くの飲食店の従業員は、「サイレンの音がどんどん増えていったので店の前に出ると、
周りに密集する建物よりさらに高い炎が激しい勢いで立ち上がり、煙もすごかった。複数の消防車が
消火活動に当たり、周りには近所の多くの人が集まって心配そうに見ていた」と話していました。
7日夜遅く、北九州市小倉北区でアパートが全焼し、焼け跡から6人の遺体が見つかりました。
アパートの部屋には、1日900円で日雇いの労働者などが入居していたということで、
警察は亡くなった人の身元の確認を急ぐとともに、出火当時の詳しい状況などを調べています。
7日午後11時20分ごろ、北九州市小倉北区清水のアパート、中村荘から火が出て、
木造2階建ての建物およそ300平方メートルと、隣接する住宅が全焼しました。
警察によりますと、アパートは16ある部屋のすべてに1人ずつ入居者がいて、
焼け跡から男性6人の遺体が相次いで見つかりました。
また、煙を吸うなどして男性5人が病院に運ばれました。
このほか4人の無事が確認され、警察は残る1人の所在の確認を急いでいます。
アパートの管理会社によりますと、アパートの部屋には、日雇いの労働者や
生活保護を受けている人などが、1日900円で入居していたということです。
警察は、亡くなった人の身元の確認を急ぐとともに、出火当時の詳しい状況などを
調べています。
大家の娘「建設会社の従業員が居住」
近所に住むアパートの大家の40代の娘は、「ポンという音がしたので外を見ると
煙が上がっていて、しばらくすると、すごい勢いで炎も出始めた。アパートは、不動産会社を
通じて建設会社が借り上げていて、従業員が住んでいると聞いている」と話していました。
アパートはどう使われていた?
全焼したアパート、中村荘の管理会社によりますと、建物は木造2階建てで、1階に7室、
2階に9室の和室があり、広さは2階の1室以外は4畳半です。
1階には、2か所の玄関と共同の台所、それに浴室があり、トイレは1階と2階に2か所ずつあります。
アパートの賃貸に関わっている不動産会社の担当者によりますと、部屋は、建設現場で働く
作業員や生活保護を受けている人などに、短期の賃貸物件として1日900円で貸していたということです。
管理会社によりますと、このアパートでは8年前、16室のうち13室に住宅用の火災警報器が
設置されましたが、残りの3室は、当時は倉庫などとして使われていたため、火災警報器は
設置していなかったということです。
北九州市によりますと、このアパートは、簡易宿泊所としての営業の許可は受けていませんが、
入居している人の生活実態があれば許可は必要ないということで、市は今後、関係者から話を
聞くなどして、建物の詳しい使用状況を調べることにしています。
住んでいた人は
全焼したアパートの2階の部屋に、ことし3月までおよそ1か月間住んでいたという64歳の男性は
「部屋は4畳半の和室で、テレビや机、それに布団がもともとあって、1階には共用の電子レンジや
冷蔵庫が置かれていた。廊下にいくつか消火器も設置されていた」と話していました。
現場近くの人「激しい勢いで炎上」
現場近くの飲食店の従業員は、「サイレンの音がどんどん増えていったので店の前に出ると、
周りに密集する建物よりさらに高い炎が激しい勢いで立ち上がり、煙もすごかった。複数の消防車が
消火活動に当たり、周りには近所の多くの人が集まって心配そうに見ていた」と話していました。