![【歴史】“上杉謙信と景勝の愛刀”備前刀の最高傑作 国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛)」が岡山県立博物館で公開 21日まで[05/05] [無断転載禁止]©2ch.net ->画像>3枚](http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170504/20170504-OYTNI50023-L.jpg)
山鳥の羽毛のような刃文が特徴の国宝「山鳥毛」(県立博物館で)
戦国武将・上杉謙信と景勝の愛刀として知られ、備前刀の最高傑作とされる国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛さんちょうもう)」が岡山市北区の県立博物館で公開されている。
同館は年に1回程度のペースで展示してきたが、謙信ゆかりの新潟県上越市に移る可能性があり、国宝の太刀を一目見ようと、多くの来館者でにぎわっている。21日まで。
山鳥毛は、鎌倉時代の備前国の刀工一派「福岡一文字」の作品とされ、刃長79・5センチ、反り3・4センチ、重さ1・06キロ。
焼き入れの際に刀身にできる「刃文」が山鳥の羽毛のように見えることから山鳥毛と呼ばれ、1952年に国宝に指定。
岡山県内の個人が所有し、97年から同館に寄託されている。
館内では、太刀とともに、「拵」と呼ばれる刀剣の外装も並べられており、黒漆塗りでつばがなく、虎の装飾が施されている特徴的なデザインが注目を集めていた。
山鳥毛は、昨夏に上越市が購入方針を発表して話題に。
所有者も譲渡の意向を示しているといい、岡山市中区、無職小川清隆さん(63)は「刃こぼれが歴史を感じさせ、反り具合も格好いい」と感心しつつ、「岡山産の国宝が県外に出てしまったら、県民としては残念ですね」と話していた。
一般250円、65歳以上120円、高校生以下無料。
開館は午前9時〜午後6時(月曜休館)。
6、13両日は午後2時から同館学芸員による展示解説がある。
問い合わせは、同館。
ソース元:読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20170504-OYTNT50097.html
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