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ばーど ★
2017/05/04(木) 07:23:40.76 ID:CAP_USER9
親子連れや鉄道ファンが集まる「電車が見えるホテル」が、あの手この手の宿泊プランを提供している。
国鉄の寝台列車で使われていた当時のデザインを復元した浴衣を特典にしたり、朝食を窓辺の特等席で楽しめたりと、トレインビューだけでなく、プラスアルファで差別化を図っている。
■新幹線を見下ろす「聖地」
JR山手線、京浜東北線の田端駅から徒歩2分の立地を誇るのが「ホテルメッツ田端」(東京都北区)。
すぐそばを東京駅を起点に東北、北陸などへ向かう新幹線が通り、ホテルの線路側の窓からは、その雄姿を見下ろすことができる。
テレビのバラエティー番組に、眺めの素晴らしさを取り上げられたこともあり、同ホテルは親子連れやファンが集う「トレインビューの聖地」となった。
さらに人気が定着した要因として、支配人の向笠淳さんは「新幹線の車両がカラフルで、とくにお子様に喜ばれている」ことを挙げる。
赤い塗装が印象的なE6系「こまち」、グリーンのカラーリングが美しいE5系「はやぶさ」、北陸新幹線用に投入され、落ち着いた雰囲気のE7系「かがやき」、ユニークなオール2階建てのE4系などなど。
基本的に見た目はあまり変わらない東海道・山陽新幹線に比べると、楽しさいっぱいといえる。
■こだわりの浴衣
ただ、最近はトレインビューを売りにするホテルが急増。例えば、宿泊予約サイト「るるぶトラベル」の「お部屋から電車が見える!鉄宿プラン」で検索すると60近いホテルが引っかかる。
競争に打ち勝つべく、各ホテルが取り組み始めたのが「電車が見える」に何かをプラスアルファすることによる差別化だ。
ホテルメッツ田端は宿泊すれば特典として浴衣がプレゼントされるプランを3年前から始めた。それもただの浴衣ではない。
国鉄時代に全盛を誇った寝台列車で使われていたものを復元するというこだわりだ。限定100着で始めたが、品切れになるほどの人気をみせ、昨夏に100着を追加。
同ホテルでは電車が見える部屋のイスに山手線などのシートと同じ生地を使うなど、細かいところでもファンを喜ばせている。
■鉄道グッズのプレゼントも
旅行予約サービス「楽天トラベル」が先日、トレインビューの部屋がある宿ランキングを発表した。
鉄道関連のキーワードを含む宿泊プランがある宿を対象に評価点数が高い順に決めた(調査対象は一昨年12月から昨年11月まで)ものだ。
その結果、1位に輝いたのは「ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋」(名古屋市中区)。名鉄とJRが乗り入れる金山駅を一望できる。
さらに朝食を1日先着3組まで、特等席の「トレインビュシート」で楽しめる。
2位は「ホテルボストンプラザ草津びわ湖」(滋賀県草津市)。こちらは草津駅で販売されていた駅弁の復刻版を予約注文することができ、部屋で弁当を食べながら、列車の往来を眺めることができる。
3位に入ったホテルグランヴィア岡山(岡山市)も、ファンの間では有名なホテルだ。
そのほかキーホルダーや模型、DVDといった鉄道グッズをプレゼントするホテルは多数で、宿泊客の呼び込みに躍起だ。
大好きな鉄道が走る姿を独り占めできるトレインビューホテル。
ホテルメッツ田端支配人の向笠さんは「これからもトレインビューをアピールして、多くの皆さんに眺めを楽しんでいただきたい」と話している。
配信 2017.5.4 07:00更新
産経WESTへ
http://www.sankei.com/west/news/170504/wst1705040003-n2.html
国鉄の寝台列車で使われていた当時のデザインを復元した浴衣を特典にしたり、朝食を窓辺の特等席で楽しめたりと、トレインビューだけでなく、プラスアルファで差別化を図っている。
■新幹線を見下ろす「聖地」
JR山手線、京浜東北線の田端駅から徒歩2分の立地を誇るのが「ホテルメッツ田端」(東京都北区)。
すぐそばを東京駅を起点に東北、北陸などへ向かう新幹線が通り、ホテルの線路側の窓からは、その雄姿を見下ろすことができる。
テレビのバラエティー番組に、眺めの素晴らしさを取り上げられたこともあり、同ホテルは親子連れやファンが集う「トレインビューの聖地」となった。
さらに人気が定着した要因として、支配人の向笠淳さんは「新幹線の車両がカラフルで、とくにお子様に喜ばれている」ことを挙げる。
赤い塗装が印象的なE6系「こまち」、グリーンのカラーリングが美しいE5系「はやぶさ」、北陸新幹線用に投入され、落ち着いた雰囲気のE7系「かがやき」、ユニークなオール2階建てのE4系などなど。
基本的に見た目はあまり変わらない東海道・山陽新幹線に比べると、楽しさいっぱいといえる。
■こだわりの浴衣
ただ、最近はトレインビューを売りにするホテルが急増。例えば、宿泊予約サイト「るるぶトラベル」の「お部屋から電車が見える!鉄宿プラン」で検索すると60近いホテルが引っかかる。
競争に打ち勝つべく、各ホテルが取り組み始めたのが「電車が見える」に何かをプラスアルファすることによる差別化だ。
ホテルメッツ田端は宿泊すれば特典として浴衣がプレゼントされるプランを3年前から始めた。それもただの浴衣ではない。
国鉄時代に全盛を誇った寝台列車で使われていたものを復元するというこだわりだ。限定100着で始めたが、品切れになるほどの人気をみせ、昨夏に100着を追加。
同ホテルでは電車が見える部屋のイスに山手線などのシートと同じ生地を使うなど、細かいところでもファンを喜ばせている。
■鉄道グッズのプレゼントも
旅行予約サービス「楽天トラベル」が先日、トレインビューの部屋がある宿ランキングを発表した。
鉄道関連のキーワードを含む宿泊プランがある宿を対象に評価点数が高い順に決めた(調査対象は一昨年12月から昨年11月まで)ものだ。
その結果、1位に輝いたのは「ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋」(名古屋市中区)。名鉄とJRが乗り入れる金山駅を一望できる。
さらに朝食を1日先着3組まで、特等席の「トレインビュシート」で楽しめる。
2位は「ホテルボストンプラザ草津びわ湖」(滋賀県草津市)。こちらは草津駅で販売されていた駅弁の復刻版を予約注文することができ、部屋で弁当を食べながら、列車の往来を眺めることができる。
3位に入ったホテルグランヴィア岡山(岡山市)も、ファンの間では有名なホテルだ。
そのほかキーホルダーや模型、DVDといった鉄道グッズをプレゼントするホテルは多数で、宿泊客の呼び込みに躍起だ。
大好きな鉄道が走る姿を独り占めできるトレインビューホテル。
ホテルメッツ田端支配人の向笠さんは「これからもトレインビューをアピールして、多くの皆さんに眺めを楽しんでいただきたい」と話している。
配信 2017.5.4 07:00更新
産経WESTへ
http://www.sankei.com/west/news/170504/wst1705040003-n2.html