警察官、速度違反して逃走 「交通安全運動」期間中
五所川原署の警察官が4月上旬、私有車を運転中に速度違反で停止を命じられたのに逃げ去っていたことが、2日わかった。その後、県警は車両から警察官を特定して検挙、この警察官はすでに依願退職したという。
捜査関係者によると、4月6〜15日に行われた「春の全国交通安全運動」の期間中、青森市内で取り締まり中の警察官が、法定速度を超えて走っていた五所川原署の警察官が乗った車に停止を命じたが、従わずに走り去ったという。県警は車両からこの警察官を特定し、道交法違反(速度超過)で検挙した。警察官は依願退職をしたという。
県警監察課は「県内の警察署員が道交法違反で検挙されたことは事実」とした一方で、詳細を明らかにしていない。同課の幹部は「懲戒処分に該当する事案であれば公表するが、公表の基準には該当しない」と説明している。
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