2024.07.25 18:00
https://forbesjapan.com/articles/detail/72633
ウクライナ東部ドネツク州アウジーウカの北西にあるプロフレス村付近で、ウクライナ軍の部隊が包囲される寸前になっている。部隊は数百人規模かもしれない。ロシアがウクライナに対する戦争を拡大して2年5カ月たつなか、ウクライナ側にとって現在、最も脆弱になっている可能性がある方面で新たな難局になっている。
廃墟と化しているアウジーウカの西の戦場では最近、不吉な兆候があった。ロシア軍の数個の自動車化狙撃連隊は1週間で西へ6km前進していた。この戦争でのロシア軍の進撃ペースとしては相当速いものだ。
家屋100棟ほどの小さな村であるプロフレスに進撃したロシア軍部隊は二手に分かれ、ウクライナ軍の第31独立機械化旅団の2個大隊をほぼ包囲した。
友軍はそれほど遠くない場所にいて、包囲寸前の部隊も持ちこたえている。ウクライナの調査分析グループ、ディープステート(DeepState)は24日、「撤退命令は出ていない」と報告している。
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