12歳少女、50歳男性との結婚から逃れたいと助けを求める手紙
12歳の少女が、50歳男性との結婚から逃れるためボランティア団体に手紙を書き、結婚生活から逃れることが出来たようです。
報道によると、貧しい家で育ったタイ北部チェンライの山岳民族の12歳の少女が、父親の借金と貧しい生活との引き換えに父親の雇用主である50歳の男性に差し出されて結婚。少女は結婚生活に入ることで学校を辞めることになり、勉強を続けることができなくなりました。
なおタイでは自由意志で結婚が出来るのは男女ともに20歳以上ですが、両親などの同意があれば17歳でも可能。さらに正当な理由があり、裁判所からの許可があれば17歳未満でも結婚は可能です。ただし、この12歳少女と50歳男性との結婚は、婚姻手続きをしていたかは、報道では不明です。
当然12歳の少女は結婚を強制されたため、その生活には不満があり、勉強も続けたいためボランティア団体に助けを求める手紙を書いたのです。
その後、ボランティア団体のスタッフが少女家族と50歳男性との話し合いに参加。結婚生活は1年以上続いていましたが、12歳少女を50歳男性との結婚生活から救うことが出来たのだとか。
現在少女は中学校に入学し、勉強を続けています。
タイランドハイパーリンクス
https://www.thaich.net/news/20191111pv.htm