・豪NZで自動化の波、30年までに46%自動化
オーストラリアでは2030年までに仕事の25〜46%が自動化され、失業率が最大で2.5ポイント上昇する可能性がある――。米コンサルティング会社マッキンゼーの最新の報告書で予測されている。4日付シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。
報告書では、350万〜650万人のフルタイム労働に相当する仕事が自動化の影響を受け、このうち180万〜500万人は職業を変える必要が生じると推測されている。
再訓練を受けない場合、特に管理職や肉体労働者は職を失う可能性が高まる。これにより所得格差は最大で30%拡大する見込み。
マッキンゼーによれば、自動化が進む中、看護や介護、販売など、予測不可能で対話型の職の需要は増加するが、放射線科医や整備士、法的調査のアシスタントなどの需要は減少するという。
自動化の好機をつかむことで、オーストラリア経済は向こう15年間で1兆1,000億〜4兆豪ドル(約87兆3,900億〜317兆7,900億円)成長し、2030年までに国民1人当たりの年収が4,000〜1万1,000豪ドル増加する見通し。恩恵を受けるためには、自動化によって職を失った労働者が新たな職を確保できるかどうかにかかっていると指摘されている。
■NZにも自動化の波
アナリストらは、世界的に自動化の波が加速していることから、これを受け入れないニュージーランド(NZ)企業は近い将来に競争力を失うことになると予想している。4日付NZヘラルドが伝えた。
プライスウォーターハウスクーパーズは、NZでは自動化により向こう20年間で雇用の4分の1に相当する57万8,000人の職が失われる可能性があると予測。
インフォメトリックスは同期間に仕事の31%が自動化される可能性が高いとし、労働市場の需給ひっ迫と最低賃金の大幅な上昇により、企業は新技術の導入に向かうと説明している。
・Where machines could replace humans—and where they can’t (yet)
https://www.mckinsey.com/business-functions/digital-mckinsey/our-insights/where-machines-could-replace-humans-and-where-they-cant-yet
・The future Australian workplace is automated, according to McKinsey & Company report
https://thewest.com.au/business/economy/the-future-australian-workplace-is-automated-according-to-mckinsey-company-report-ng-b881124226z
(オートメーションが可能な分野と割合)
3/5(火) 11:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190305-00000009-nna-asia
オーストラリアでは2030年までに仕事の25〜46%が自動化され、失業率が最大で2.5ポイント上昇する可能性がある――。米コンサルティング会社マッキンゼーの最新の報告書で予測されている。4日付シドニー・モーニング・ヘラルドが伝えた。
報告書では、350万〜650万人のフルタイム労働に相当する仕事が自動化の影響を受け、このうち180万〜500万人は職業を変える必要が生じると推測されている。
再訓練を受けない場合、特に管理職や肉体労働者は職を失う可能性が高まる。これにより所得格差は最大で30%拡大する見込み。
マッキンゼーによれば、自動化が進む中、看護や介護、販売など、予測不可能で対話型の職の需要は増加するが、放射線科医や整備士、法的調査のアシスタントなどの需要は減少するという。
自動化の好機をつかむことで、オーストラリア経済は向こう15年間で1兆1,000億〜4兆豪ドル(約87兆3,900億〜317兆7,900億円)成長し、2030年までに国民1人当たりの年収が4,000〜1万1,000豪ドル増加する見通し。恩恵を受けるためには、自動化によって職を失った労働者が新たな職を確保できるかどうかにかかっていると指摘されている。
■NZにも自動化の波
アナリストらは、世界的に自動化の波が加速していることから、これを受け入れないニュージーランド(NZ)企業は近い将来に競争力を失うことになると予想している。4日付NZヘラルドが伝えた。
プライスウォーターハウスクーパーズは、NZでは自動化により向こう20年間で雇用の4分の1に相当する57万8,000人の職が失われる可能性があると予測。
インフォメトリックスは同期間に仕事の31%が自動化される可能性が高いとし、労働市場の需給ひっ迫と最低賃金の大幅な上昇により、企業は新技術の導入に向かうと説明している。
・Where machines could replace humans—and where they can’t (yet)
https://www.mckinsey.com/business-functions/digital-mckinsey/our-insights/where-machines-could-replace-humans-and-where-they-cant-yet
・The future Australian workplace is automated, according to McKinsey & Company report
https://thewest.com.au/business/economy/the-future-australian-workplace-is-automated-according-to-mckinsey-company-report-ng-b881124226z
(オートメーションが可能な分野と割合)
3/5(火) 11:30配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190305-00000009-nna-asia