・ゴーン被告の家族ら情勢見守る=保釈許可、フランスでも一斉に報道
【パリ時事】日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の家族の弁護士は5日、東京地裁による被告の保釈許可決定に関して「まだ保釈が確定したわけではない」と述べ、慎重に情勢を見守る姿勢を示した。フランスで時事通信の電話取材に答えた。
検察側が準抗告したことを踏まえたもので、ゴーン被告の保釈が正式決定するまで家族はコメントを控えるという。
ゴーン被告は仏自動車大手ルノーの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めていたため、同国でも事件への関心は高い。仏メディアは「保釈許可」を一斉に報道。仏紙ルモンドは「日本では自白しない限り保釈請求は機械的に却下される。今回の保釈許可決定は例外的だ」と指摘した。
その上で、昨年12月に保釈の可能性が高まった後に被告が再逮捕された前例を挙げて、実際に保釈されるかどうかは不透明だとも報じた。
[時事通信社]
・Pour l'avocat de la famille de Ghosn, c'est la "fin d'une détention cruelle et brutale"
https://www.bfmtv.com/economie/pour-l-avocat-de-la-famille-de-ghosn-c-est-la-fin-d-une-detention-cruelle-et-brutale-1645834.html
(ゴーン被告)
2019-03-05 18:57 JIJI.COM
http://sp.m.jiji.com/generalnews/article/genre/intl/id/2166883