・中国で潜在的に致命的な新型フィロウイルス発見 エボラウイルスと同類
シンガポール国立大学は、中国雲南省に生息するルーセットオオコウモリ(Rousettus)に潜在的に致命的とされる新型フィロウイルスを発見した。このウイルスはエボラウイルスと同類のメングラウイルスに属す。英総合学術誌『ネイチャー』が報じた。
これまではフィロウイルスに起因するのはエボラウイルス(Ebolavirus)とマールブルグウイルス(Marburgvirus)、クエバビル(Cuevaviru)の3つのウイルスとされてきた。はじめの2つはエボラ熱とマールブルグ熱を発症させ、血液疑固障害を引き起こす致命的なもので、3つ目はルーセットオオコウモリから感染するルロビウ熱(Lloviu cuevavirus)だ。
新型ウイルスは研究の結果、他のフィロウイルスと32〜54%類似していることが明らかになっている。
報告では、新しいフィロウイルスは人間にとって危険で、潜在的に致命的となりうることが強調されている。
・BATS CARRY A NEW TYPE OF EBOLA-LIKE VIRUS
https://www.futurity.org/bats-mengla-virus-1949292/
・Ebola virus outbreak: NEW bat-borne Ebola relative discovered in China could become THREAT
https://www.express.co.uk/news/world/1068869/Ebola-virus-outbreak-infection-new-virus-strain-bat-disease
(イメージ画像)
2019年01月13日 02:05 スプートニク日本
https://sptnkne.ws/k2Kz