・自由貿易とWTO改革に相違=閉幕5日後に公表―APEC議長声明
パプアニューギニアのオニール首相は23日、17、18両日に同国で開催したアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の議長声明を公表した。閉幕から5日後に発出された声明は自由貿易推進や世界貿易機関(WTO)改革の重要性を指摘。この見方に「多くの国・地域が同意したが、少数は代替案や追加意見を持っていた」と記し、米国と中国の主張の相違を埋められなかったことを明らかにした。
今回のAPEC首脳会議は、貿易戦争状態にある米中が激しく対立。1993年の初開催以来初めて首脳宣言を採択できず、代わりに公表するとしていた議長国パプアによる議長声明の策定も難航していた。
声明は「自由で公正、開かれた方法で域内貿易を進める」ことや「WTO交渉、監視、紛争解決手続きを改善するため協力する」ことなどを首脳会議の多数意見として紹介。一方で異論があったことも明記した。[時事通信社]
・APEC Leaders Debate Approach to Trade Tensions, WTO Issues at Port Moresby Summit
https://www.ictsd.org/bridges-news/bridges/news/apec-leaders-debate-approach-to-trade-tensions-wto-issues-at-port-moresby
(イメージ画像)
2018-11-23 JIJI.COM
http://sp.m.jiji.com/generalnews/article/genre/intl/id/2117813
パプアニューギニアのオニール首相は23日、17、18両日に同国で開催したアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の議長声明を公表した。閉幕から5日後に発出された声明は自由貿易推進や世界貿易機関(WTO)改革の重要性を指摘。この見方に「多くの国・地域が同意したが、少数は代替案や追加意見を持っていた」と記し、米国と中国の主張の相違を埋められなかったことを明らかにした。
今回のAPEC首脳会議は、貿易戦争状態にある米中が激しく対立。1993年の初開催以来初めて首脳宣言を採択できず、代わりに公表するとしていた議長国パプアによる議長声明の策定も難航していた。
声明は「自由で公正、開かれた方法で域内貿易を進める」ことや「WTO交渉、監視、紛争解決手続きを改善するため協力する」ことなどを首脳会議の多数意見として紹介。一方で異論があったことも明記した。[時事通信社]
・APEC Leaders Debate Approach to Trade Tensions, WTO Issues at Port Moresby Summit
https://www.ictsd.org/bridges-news/bridges/news/apec-leaders-debate-approach-to-trade-tensions-wto-issues-at-port-moresby
(イメージ画像)
2018-11-23 JIJI.COM
http://sp.m.jiji.com/generalnews/article/genre/intl/id/2117813