■ファイアーチャレンジ動画※今回の被害のものではありません
Fire Challenge: Natures Way of Thinning the Herd
Mother of 12-year-old Detroit girl warns against 'Fire Challenge'
身体に可燃性液体をかけ、ライターを使って火をつけるという「ファイアー・チャレンジ」で、12歳の少女が身体の約50%に火傷を負った。火傷が70%に及ぶとほぼ助からないと言われているが、少女の治療は長期に及ぶようだ。『Inside Edition』『FOX 2 Detroit News』などが伝えている。
今月17日、米ミシガン州のタマイヤ・ランダースちゃん(12)は約4年前からYouTubeで流行している「ファイアー・チャレンジ」に挑戦した。タマイヤちゃんは自宅に来た友達2人と軽い食事をして遊んでいたというが、SNSにアップされているチャレンジ動画を見て「面白そうだからやってみよう」と軽い気持ちで火をつけたようだ。
母親のオーウェンスさんは、当時のことを次のように語っている。
「2階で婚約者と一緒にくつろいでいると、『ポン!』と大きな音が聞こえました。その直後、大声で『助けてー』と叫ぶタマイヤの声がしたのです。すると火だるまになった娘が私たちの寝室を通り越し、バスルームに走っていくのが見えました。私もパニックになってタマイヤの燃えている洋服を引き剥がし、シャワーで水をかけて火を消しました。」
「タマイヤは自分に火をつける前にシャワーを浴びており、可燃性スプレーやローションを身体に塗っていました。そのせいで火があっという間に広がったようです。気が付いた時には私も手に火傷を負っていました。」
身体の49%に2度〜3度の火傷を負ったタマイヤちゃんは現在、
小児病院で人工呼吸器につながれている。その身体は包帯で覆われ、今は言葉を発することもできない。火をつけた時はバケツに水を用意しておくことさえしていなかったようで、おふざけのつもりが取り返しのつかないことになってしまったようだ。
一緒に遊んでいた友達2人はあまりのショックに食事も喉を通らない状態で、オーウェンスさんは「SNSに面白おかしく投稿されている危険な動画は、何らかの制限をかけるべきです。娘は危険とわかっていながら、好奇心を抑えることができなかったのだと思います。これから皮膚の移植手術が必要で、完全に回復するまでにはかなりの時間がかかるでしょう」と語り、「二度と同じことが起こらないように、多くの人に娘のことを知って欲しい」と呼びかけた。
なお、これまでに流行している危険なチャレンジは「ファイアー・チャレンジ」だけではない。SNSには、エアゾール缶タイプのデオドラントスプレーを皮膚の至近距離から強烈に吹き付ける「デオドラント・チャレンジ」、ナメクジを飲み込むチャレンジ、粘着力が大変強いダクトテープを使って手首や足、体などをグルグル巻きにする「ダクトテープ・チャレンジ」、ジェルボール洗剤を口に入れる「タイド・ポッド・チャレンジ」など、次から次へと新しい動画が投稿されている。
画像は『FOX 2 Detroit News 2018年8月21日付「12-year-old Detroit girl severely burned attempting ‘fire challenge’」)』のスクリーンショット
http://japan.techinsight.jp/2018/08/ac10140824.html
Fire Challenge: Natures Way of Thinning the Herd
Mother of 12-year-old Detroit girl warns against 'Fire Challenge'
身体に可燃性液体をかけ、ライターを使って火をつけるという「ファイアー・チャレンジ」で、12歳の少女が身体の約50%に火傷を負った。火傷が70%に及ぶとほぼ助からないと言われているが、少女の治療は長期に及ぶようだ。『Inside Edition』『FOX 2 Detroit News』などが伝えている。
今月17日、米ミシガン州のタマイヤ・ランダースちゃん(12)は約4年前からYouTubeで流行している「ファイアー・チャレンジ」に挑戦した。タマイヤちゃんは自宅に来た友達2人と軽い食事をして遊んでいたというが、SNSにアップされているチャレンジ動画を見て「面白そうだからやってみよう」と軽い気持ちで火をつけたようだ。
母親のオーウェンスさんは、当時のことを次のように語っている。
「2階で婚約者と一緒にくつろいでいると、『ポン!』と大きな音が聞こえました。その直後、大声で『助けてー』と叫ぶタマイヤの声がしたのです。すると火だるまになった娘が私たちの寝室を通り越し、バスルームに走っていくのが見えました。私もパニックになってタマイヤの燃えている洋服を引き剥がし、シャワーで水をかけて火を消しました。」
「タマイヤは自分に火をつける前にシャワーを浴びており、可燃性スプレーやローションを身体に塗っていました。そのせいで火があっという間に広がったようです。気が付いた時には私も手に火傷を負っていました。」
身体の49%に2度〜3度の火傷を負ったタマイヤちゃんは現在、
小児病院で人工呼吸器につながれている。その身体は包帯で覆われ、今は言葉を発することもできない。火をつけた時はバケツに水を用意しておくことさえしていなかったようで、おふざけのつもりが取り返しのつかないことになってしまったようだ。
一緒に遊んでいた友達2人はあまりのショックに食事も喉を通らない状態で、オーウェンスさんは「SNSに面白おかしく投稿されている危険な動画は、何らかの制限をかけるべきです。娘は危険とわかっていながら、好奇心を抑えることができなかったのだと思います。これから皮膚の移植手術が必要で、完全に回復するまでにはかなりの時間がかかるでしょう」と語り、「二度と同じことが起こらないように、多くの人に娘のことを知って欲しい」と呼びかけた。
なお、これまでに流行している危険なチャレンジは「ファイアー・チャレンジ」だけではない。SNSには、エアゾール缶タイプのデオドラントスプレーを皮膚の至近距離から強烈に吹き付ける「デオドラント・チャレンジ」、ナメクジを飲み込むチャレンジ、粘着力が大変強いダクトテープを使って手首や足、体などをグルグル巻きにする「ダクトテープ・チャレンジ」、ジェルボール洗剤を口に入れる「タイド・ポッド・チャレンジ」など、次から次へと新しい動画が投稿されている。
画像は『FOX 2 Detroit News 2018年8月21日付「12-year-old Detroit girl severely burned attempting ‘fire challenge’」)』のスクリーンショット
http://japan.techinsight.jp/2018/08/ac10140824.html