■動画
映画「おクジラさま 〜 ふたつの正義の物語 〜」予告編
日本の捕鯨をテーマにした日本人の映画監督によるドキュメンタリー映画がアメリカで一般公開され、欧米のメディアから大きな反響があがっています。
「A Whale of a Tale」は、アメリカ在住の日本人の映画監督、佐々木芽生さんが、捕鯨を伝統としてきた和歌山県太地町を舞台に、漁業者と反捕鯨団体、シーシェパードの双方の活動や主張を6年間、密着して描いたものです。
去年、日本で「おクジラさま」というタイトルで公開されたのに続いて、アメリカのニューヨークで17日、一般公開が始まりました。
映画について欧米のメディアでは大きな反響があがっていて、このうち、アメリカの新聞、ニューヨーク・タイムズは「地元寄りのアメリカ人の記者を登場させて捕鯨を正当化させている」という批評を掲載する一方、イギリスの新聞、ガーディアンは「映画の制作者は、一方的にたたかれてきた捕鯨の町に息づく伝統文化を描いている」と指摘しています。
また、上映後に行われた佐々木さんと観客との対話でも、アメリカ人の観客から「双方の妥協策は見いだせないのか」とか「漁業者の人たちは映画をどう見たのか」など質問が次々に寄せられ、関心の高さをうかがわせました。
佐々木さんは、アメリカでの公開について「ここまで来るのに長い時間がかかりました。さまざまな立場があることを、心を開いて、まずは知ってほしい」と話していました。
映画はこのあとロサンゼルスやサンフランシスコなど全米各地で上映される予定です。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180818/k10011581381000.html
映画「おクジラさま 〜 ふたつの正義の物語 〜」予告編
日本の捕鯨をテーマにした日本人の映画監督によるドキュメンタリー映画がアメリカで一般公開され、欧米のメディアから大きな反響があがっています。
「A Whale of a Tale」は、アメリカ在住の日本人の映画監督、佐々木芽生さんが、捕鯨を伝統としてきた和歌山県太地町を舞台に、漁業者と反捕鯨団体、シーシェパードの双方の活動や主張を6年間、密着して描いたものです。
去年、日本で「おクジラさま」というタイトルで公開されたのに続いて、アメリカのニューヨークで17日、一般公開が始まりました。
映画について欧米のメディアでは大きな反響があがっていて、このうち、アメリカの新聞、ニューヨーク・タイムズは「地元寄りのアメリカ人の記者を登場させて捕鯨を正当化させている」という批評を掲載する一方、イギリスの新聞、ガーディアンは「映画の制作者は、一方的にたたかれてきた捕鯨の町に息づく伝統文化を描いている」と指摘しています。
また、上映後に行われた佐々木さんと観客との対話でも、アメリカ人の観客から「双方の妥協策は見いだせないのか」とか「漁業者の人たちは映画をどう見たのか」など質問が次々に寄せられ、関心の高さをうかがわせました。
佐々木さんは、アメリカでの公開について「ここまで来るのに長い時間がかかりました。さまざまな立場があることを、心を開いて、まずは知ってほしい」と話していました。
映画はこのあとロサンゼルスやサンフランシスコなど全米各地で上映される予定です。
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180818/k10011581381000.html